コーヒー生豆の輸入姿

コーヒー生豆は生産地で麻袋(ドンゴロス)に詰められて、日本に到着します。
写真のような姿で到着して、倉庫で保管されます。
ドンゴロスには絵や文字のペイントがありますが、はげ落ちてよく読めないものもあります。

この写真に写っているデザインは、ブラジルのものでこれぞブラジル産という代表的なペイントです。
ブラジルは60kgが多く、コロンビアや中米で70kg、ガテマラは69kgが多いです。
最近は、輸送や店舗・工場でのさばきやすさを考慮して30kgのコーヒー生豆も増えてきました。
量販品用に使われるコーヒー生豆では、60kgなど伝統的サイズです。

日本のコーヒー生豆の輸入先は、1位ブラジル、2位ベトナムです。
ブラジルが35%、ベトナム28%(2023年)で、2つあわせて60%超です。
いずれも量販品・工業用で多く使われる生豆です。

コーヒー生豆の輸入状況を見ると、
2019年から輸入量は4年連続で減少しています。(デカフェを除く)
デカフェのコーヒー生豆は増加傾向ですが、コーヒー生豆に対して輸入重量は100分の1程度です。